LEVI'S VINTAGE CLOTHING

Levi’sのVINTAGE CLOTHING 、通称”LVC”として知っている方、聞いたことがある方も多いと思います。
”LVC”は過去の名作を忠実に再現すべく、過ぎ去った時代のディテールを追求したエクスクルーシブライン。
時代を代表するビンテージモデルに焦点を当て、本社に保管されている145年間に及ぶ貴重なアーカイブから、生地、ディテール、シルエットなど、リアルな復刻モデルを生産しています。
当初は米コーンミルズ社などで生産してたけど、現在は日本製のデニム、岡山のカイハラデニムなどを使用し、再び世界中のビンテージファンを魅了しているリーバイスの最上級ラインになります。
近年の世界的な古着ブームもありビンテージ市場でも特に高い人気を誇るリーバイス
年々と価格が高騰しており人気の年代物なら100万も超えるのが現実ですね
木村拓哉さんのYouTubeなどの相乗効果もあって今最も注目されている1つではないでしょうか?
そんな大ブームの中、再注目したいのがこのビンテージ クロージング
表参道の地下にあった頃はよく展開していて、この度10年ぶりぐらいに入荷しました。



1936 TYPE1 トラッカージャケット オーガニック リジット
先ずはこれでしょう、通称”ファースト”と呼ばれている1936年に誕生したリーバイスのGジャンの原点となったモデル「506XX」
シングルの胸ポケット、ダブルのプリーツ、露出した銅リベット、背面の銅製シンチバックなど特徴的なディテールが施されいます。
ロット506レザーのパッチと”XX"のラベルもポイントです。
生地は他のGジャンに比べてやや薄いライトオンスなデニム生地を使用し、着丈は短く身幅の広いボックスなシルエットになります。
リジットなので洗うとこれから約10%ほど縮みます、未洗いのリジット状態で試着をした個人的な印象です、インナーはTシャツ着です。
GジャンはM(40)で全体的に丁度ぐらいになりました、肩はやや当たる感じで、腕周りはややユッタリしています。
洗うとちょっとピッタリにりそうですので、なるべく縮ませないように水洗い~陰干しが必須かと、乾燥機はNGです。
王道アメカジな着こなしならこのサイズかもしれません。
ちなみにLサイズはまあまあユッタリしました、まだ糊が残ってハリがあるせいか腕は太く感じました。
こちらのGジャンは「1937-501」モデルとだけ同生地になるので、セットアップとして着用可能です。
他のモデルは生地が違うので、厳密にはセットアップにならないのでご注意を!!!



1937-501 オーガニック リジット
世界恐慌の時代1937年モデルには、他社と差別化するためにリーバイスのアイコンであるレッドタブが初めて採用されたモデルです。
それ以前に発売されていたモデルに付いていたサスペンダーボタンを取り除き、ベルトループを追加、ウエストにはシンチバックを備え、リベットが隠れるようにバックポケットを縫い付けた隠しリベットなどが特徴的なモデルです。
1936 TYPE 1デニムジャケット同様にライトオンスの生地を使用し、日本製の生地でもありカイハラデニムを使用しています。
シルエットは丸みのあるウエストから、やや太めなレギュラーストレートなシルエット。
私はリジットの状態で34インチを着用しました、ウエストは拳分ぐらいユトリがありましたが、
縮むことは想定すると34インチが良さそうでした。
上記でも書きましたがこの「1937-501」モデルのみがファーストモデルのGジャンとセットアップになります。



1953TYPE 2 トラッカージャケット オーガニック リジット
こちらは通称”セカンド”と呼ばれ「1936 TYPE 1 ジャケット」を少し変更して1953年に発売された「507XX」にモデル。
ポケットは両胸になりダブルのプリーツ、背面のシンチバックからサイドアジャスターに変更され、より機能的なワークジャケットと進化しています。
生地は厚手のヘビーオンスを使用し、丈夫なセルビッチデニムで作られたジャケットは長い間アメリカの労働者たちを象徴するウエアとして捉えられていたそうです。
TYPE 1のファーストがワークウエアとしての意味合いが、TYPE 2は装飾性が高めているのも特徴で、シンメトリーなデザインによって、ファッショナブルな印象を強めたモデルとも言われています。
シルエットはTYPE1ファースト同様ボックスなシルエット、M(40)で未洗い状態で丁度ぐらいでした。
こちらの方が少しだけ丈が長いです。
こちらのGジャンは「501-1955」モデルと同生地になるので、セットアップとして着用可能です。
他のモデルは生地が違うので、厳密にはセットアップにならないのでご注意を!!



1955-501 オーガニックリジット
ヒップが独特なアンチフィットで、ややユッタリした全体的にボクシーなシルエット。
1947-501からクラシックな特徴を受け継ぎ、ウエストはベルトループのみになり、バックポケットはカッパー製隠しリベットが特徴。
50年代のアメリカンな不良やバイカー達などへのオマージュ的なモデル。
生地はセカンドのジャケット同様にややヘビーオンスなるので、1937-501よりも厚手でシッカリとした印象。
こちらもリジットの状態で34インチを着用しました、ウエストは拳分ぐらいユトリがありましたが、
縮むことは想定するとこれも34インチが良さそうでした。
この「1955-501」モデルは1953 TYPE 2のセカンドのGジャンとセットアップになります。


LVCのGジャンは4万円代、パンツで3万円代
現行のインラインモデルよりは高いけど、ビンテージのディテールやスペシャルモデルを楽しみながら、
ビンテージ感を味わえるのはお手頃と言っても良い価格ではないでしょうか。
リーバイスのオンラインストアではどれも殆ど完売している人気の品番です。
濃いめの生デニムが人気の今、最高級ラインのリーバイスを育ててみてはいかがでしょうか?
注意:洗濯方法により約10%ほどの縮みがあります。
洗い方、干し方によって縮率はかわりますので最初の洗濯方法はご注意を
サイズ選びはお好みや個人差があるので一例としてご参考ください。